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バリスタを志した経由

こんにちは、ペイ太です。

今回は「なぜ自分がコーヒー専門店で働き始めたのか」についてお話ししようと思います。

育児の話ではなくコーヒー回なので、気軽に読んでもらえたら嬉しいです。

飲食業で働くパパたちにも、それぞれの理由や経緯があって飲食業界にいると思います。

中には“この仕事に誇りを持っている”という方も多いと思いますが、

一方で「パートナーからはどう見られているんだろう?」と考えたことはありませんか?

今回は、

私がコーヒー専門店で働き始めたきっかけと、

**周りからどう見られていたのか(そして自分自身がどう感じていたか)**を、

少し客観的な目線も交えながらお話していきます。

どうぞよろしくお願いします。

コーヒー専門店で働き始めたきっかけ

高校1年生のとき、初めてのアルバイトが飲食業でした。

飲食を選んだ理由は、「給料以外にも、自分に良いことがありそう」──そんな単純な男子高校生のような理由です。

“良いこと”というのは、ずばりまかない。

「ご飯をタダで食べられるかも」「安く食べられそう」なんて、浅はかで自分勝手な理由でした。

それでも、気づけば会社が変わってもずっと飲食業を選び続けていました。

当時流行っていた人気パンケーキのお店、ホテルの朝食レストラン、お酒を扱うバー。

まかない目当てで始めた高校生は、次第に飲食のノウハウやホスピタリティに興味を持つようになっていました

そして大学卒業が近づいた頃。

周りの友人たちは就職活動に励む中、私は「これをやりたい!」というものが見つからずにいました。

そんな時、友人の影響もあり、オーストラリアへの留学を決意します。

ワーキングホリデー制度を利用し、約11ヶ月間滞在しました。

最初の滞在地はメルボルン。

狭い路地にもカフェが立ち並び、スターバックスが撤退するほどローカルの店が人気の街です。

ある日、ホームステイ先のお姉ちゃんに教えてもらったカフェへ行きました。

そのお店は、不思議と「前にも来たことがあるような」心地よさがありました。

店内の雰囲気だけでなく、バリスタの立ち振る舞い、そしてそこに集うお客さんまでもが作り出す温かい空気。

その空間に、強く心を打たれました。

——そのお店こそが、私が「コーヒーマンになりたい」と思うきっかけになった場所でした

常に履歴書を持ち歩いた日々

いろんなカフェに行くたびにオーストラリアのカフェで働いてみたい——そう思うようになりました。

ですが英語力が足りずローカルの仕事は叶いませんでした。

そうしてあっという間に11ヶ月のワーキングホリデーが終わり、帰国。

帰国後は、以前お世話になっていたバイト先で働きながら、新たにコーヒー屋さんでの仕事を探す日々が始まりました。

気になるカフェを見つけたらすぐ応募できるよう、常に履歴書を数部持ち歩いていました。

その場で履歴書を読んで面接してくださる方もいれば、受け取ってもらえないことも多々ありましたが、めげずに行動を続けました。

なかなか決まらない中、ある一軒のコーヒー屋さんに通うようになりました。

私にとって一番美味しいと思えるコーヒーを提供していて、雰囲気もアメリカンヴィンテージ感があり理想的。

スタッフの年代も近く、「ここで一緒にお店の歴史をつくっていきたい」と感じました。

通い続けるうちに、イベント出店のお手伝いをさせていただけることになり、さらに新店舗のオープニングスタッフとして雇っていただけることになりました。

ここから、私のコーヒー人生が本格的にスタートしました。

当時は25歳。

後の妻となる彼女とは同棲する前で、まだまだ自分の好きな事にチャレンジできる年齢というのもあり、不安要素なんてものはありませんでした。

正直、いつまでに自分のお店を持ちたい。なんて考える事は出来ておらず、当時から現実的に考えておけば今とはまた違った未来だったのかも。と思います。

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